令和5年度土木学会全国大会第78回年次学術講演会で発表しました

2023年9月14日~15日に広島大学東広島キャンパスで標記の講演会が開催され,研究室からは野口助教と学生4名が発表しました.学生にとっては初めての対外発表の機会でした.以下に発表した学生の感想を紹介します.

The above-mentioned conference was held on September 14-15, 2023, at Higashi-Hiroshima Campus of Hiroshima University, and Dr. Noguchi and four students from our laboratory gave presentations. This was the first time for the students to make a presentation outside the university. Here are some comments from the students who presented at the conference.


片山 理貴
相対迎角速度を考慮した空気力を用いた断面辺長比2矩形断面の振幅評価


発表に関して、伝えることを意識して話した。初の対外的な発表だったため、緊張したがうまく話せたと思う。質問された内容については、今後の検討でまさに考えなくてはならない点なので、よりいっそうその点に力を入れる必要があると感じた。また、インターンシップでお世話になった方々の発表も聞くことができ、土木業界内のコネクションの強さを体感した。研究・就職活動・イベント等すべてに全力で取り組むことで、いずれそれらがつながってくるだろうと思った。

ページトップへ/Page top

下部 開成
矩形柱の角部形状の違いによる渦放出特性の変化と空力不安定性との関係


発表者として初めて参加した本学会では,たくさんのことを学ぶことができました.まずは学会自体の空気感です.発表したらしっぱなしではなく,その後の質疑応答で,関係者全員が風工学という分野を推進するための議論がなされ,その後名刺の交換などで人脈を広げる様子を見て,学会とは知識の共有の場であり,その分野の関係者の橋渡しとなる場なのだと実感しました.今までは研究成果を上げた後の最終到達点として学会があるという認識だったのですが,学会で受けた質疑などを応用して先に進めることが目的なのだと再認識しました.発表者としては,もう少しゆっくり喋れるよう,発表時間との兼ね合いで,内容の重要度に応じて取捨選択ができたらよかったと痛感しました.これまでの研究室での発表でも,内容を詰め込みすぎて早口になり,結局だれもわからないということが起こっていましたが,本学会でも発表後に同様の雰囲気を感じたため,改善していきたいです.

ページトップへ/Page top

山川 裕暉
橋梁のねじれフラッターに対する高欄の多孔質体によるモデル化に関する研究


初めての学会での発表であったが、頑張れたと思う。自分についての感想を言うと、卒論発表時から、発表スライド作成能力と発表の仕方の2点の成長を感じた。発表スライド作成能力については、自分で展開を意識し、作成できるようになってきたため、聞き手にとって分かりやすいスライドになった。また、発表の仕方については、原稿を読み上げなくなったため、聞き手が聞き取りやすいような抑揚をつけられた。以上より、聞き手を意識した発表を行えるようになっており、今後もさらに成長していきたい。

ページトップへ/Page top

Omar Marey
Effect of surface spiral protuberances on the drag crisis in a circular cylinder


First, I think I did the presentation well. However, I might have gone overtime about 20 seconds as I spend more time explaining the background of the research at the beginning, which costs me more time. And at the last two slides, I had to speed up my talk a bit to try to finish within time, and maybe the explanation wasn’t comprehensive enough. I believe it is just a matter of inexperience in time management as it is my first time. Second, it is my first time to go to such a meeting of civil engineering researchers of different ages from all over Japan, it was interesting to see the researches and the topics they have been working on and the variety of the different analysis methods they were using. It opened my vision for more ideas in the future. Also, it was great to learn from their strong points in the presentation delivery and way of explanation.

ページトップへ/Page top